背番号Tシャツ 全国制覇Tシャツ にほんブログ村 野球ブログ 高校野球へ
野球ブログランキング 野球ブログ 高校野球
にほんブログ村 トラコミュ 秋季高校野球へ秋季高校野球 東京六大学野球

2008年02月24日

野球の原点 開成高校

野球再発見:第3部・原点/3 「限られた時間」 東京・開成

 ◇打撃強化で一点突破

 校舎と校舎のすき間のわずかなスペースにマットを敷き、開成の硬式野球部員が筋力トレーニングに励んでいた。投球練習場所も、広いとは言えないグラウンドの端っこだ。青木秀憲監督(36)が笑う。「ここがいつもの練習場所ですよ」。フェンスの向こうのグラウンドでは、ラグビー部、ハンドボール部、サッカー部などが入り乱れて練習している。

 硬式野球部がグラウンドを使用できるのは週1回だけ。日曜日は週ごとに軟式野球部、サッカー部と交代で使用する。天候に左右されることも多いうえ、試験休みも入れると、年明けから夏の予選となる東東京大会までグラウンドで全体練習ができるのは15日ほど。下校時間が午後5時のため、1日の練習時間も短い。少しでも全体練習を増やすために、練習試合を多めに組むなど工夫をしている。

 東大合格者数全国一の進学校。青木監督が就任7年目の2005年夏の東東京大会で初の16強入りを果たし、「頭脳集団」の快進撃と騒がれた。優勝校の国士舘に5回戦で敗れたが、打線の活躍で1〜3回戦はいずれもコールド勝ちした。

 当時、物理の法則を基にした「正面衝突理論」と呼ばれる打撃指導方法が注目された。本塁の真上から見た時、ボールの軌道に対し、バットを90度の角度で当てることができれば、計算上、ボールはより遠くに飛ぶ。

 青木監督が一貫して取り組んでいるのが打撃だ。グラウンドを使える日も、守備の連係プレーの確認より、バットを振ることを優先させる。群馬・太田高から東大に進学し、選手・マネジャーとして東京六大学野球を経験したことが大きく影響している。

 六大学での対戦相手は、常に甲子園経験者をそろえている。当時、負け続ける中で気づいたのは「『普通』の練習では勝てない」。その発想の転換が、開成での指導に生かされた。「穴のないチームを目指すのが高校野球だと思う。でも、うちはすべてに中途半端に穴が開く」。大きな穴があってもいい。何か一つでも強豪校を上回れないか。行き着いたのが、徹底的な打撃強化だった。

 部員たちも、延々と続く打撃練習に入部当初は戸惑う。斎藤隆文主将(2年)もその一人だったが、今は監督の狙いを理解する。「守っている時、打球はいつ飛んでくるか分からない。でも、バッティングは必ず順番で回ってくる。だからこっちに主眼を置いてます」。普段のキャッチボールの時間を大事にし、守備練習は練習試合で間に合わせる。

 青木監督は、勝利へのこだわりを持つことを強調する。「もがくことで何かプラスになるものを感じてくれれば」。そして、こうも思っている。「(練習は)長くやればいいものではない。集中してほしい」。限られた時間の中で工夫を積み重ね、長所を最大限に伸ばす。野球も、勉強も、それは同じだ。【山本亮子】=つづく

http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/high/news/20080222ddm035050053000c.html
(毎日新聞 2008年2月22日 東京朝刊)

posted by 高校野球 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 東東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。