昨秋の東海大会、今春の選抜決勝、そしてこの夏。大垣日大は一度も常葉学園菊川の「壁」を越えられなかった。勝者と敗者を分けたプレーがあるとすれば、森田、箕浦のバッテリーも悔やむ、五回の1球だった。
1点リードの五回一死一塁。森田は7番石岡を、2−0と追い込んだ。外すつもりの3球目が甘くなる。「真ん中に入って、やばいなと思った」と森田。右翼線に運ばれ、同点に追いつかれた。
さらに、右翼手の吉岡がクッションボールをうまく処理できず、石岡は三塁へ。試合前に阪口監督は「三塁打になる当たりを、二塁打で止めたい」と戦いのポイントを口にしていた。それが逆の結果となった。この回、勝ち越された森田は八回に4点を失い、マウンドを降りた。
目標に掲げた「3度目の正直」は果たせなかった。それでも森田は「精いっぱい力を出した」と胸を張った。阪口監督も「(夏の甲子園で)3勝1敗は上出来。満点でしょう」と生徒の成長に目を細める。笑顔と明るさをモットーとする大垣日大の夏は、さわやかに終わった。
http://www.sanspo.com/sokuho/070820/sokuho041.html
(サンスポ)
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